スタニスラフスキー、メソッド
アイゼ代表
伊藤丈恭の本
『緊張をとる』
おかげさまで
amazonの演劇書ランキングで
1位を獲得する事が出来ました
一般的には知られていない
緊張の原因と対処法を
社会人・俳優ともに効果のある
演劇的アプローチで解決します
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内容
・成功しようとするのでなく、
失敗を回避すると成功する
・楽観的に構想し、
悲観的に計画し、
楽観的に実行する
・躊躇はすぐに取れる
・読み合わせを本気でしてはダメ
・イメージを持つ危険性
・ポジティブだと演技が伸びない
・諦めを上手に使えば演技は伸る
・役作りの方法
・脳のリラクゼーション など
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アイゼの演技
『ジョゼと虎と魚たち』
有名映画監督に「本当の感情。泣き声に切なさが表れている」 と称賛していただいた演技です。
あなたは演技で号泣できますか?
演技を始めて1年の人たちの
アイゼ・アプローチでの役作りです。
あえてトム・ハンクス『big』の子供役の演技と比較
アイゼ・アプローチで自由な子供のキャラクターを作り、それでオーディションに合格して仕事を得た人が多数います。
アイゼに入って2か月の人です。
印象に残るキャラクターを作る エクササイズ
演技でキャラクターゼーションを使えることは武器になります。
オーディションにも効果的です。
多くの人がキャラクターゼーションを習ったこともないのではないですか?
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スタニスラフスキー・システム、メソッド演技、
マイケル・チェーホフ・メソッドについて
1900年代はじめ、当時、世界でもトップレベルの劇団「モスクワ芸術座」の俳優・演出家・演技教師だったスタニスラフスキーによって、システムは作られました。
その後、練習法がアメリカに渡り、アクターズ・スタジオなどで「ザ・メソッド・アクティング」として独自の発展を続け、実践を通して今なお改良され続けています。
スタニスラフスキー・システム、メソッド演技とは、想像力に刺激を与え、自分自身の感覚・感情を呼び覚まし、日常的に見るような自然さで、作品の状況が求めてる的確な現実さ(リアルさ)で表現される演技への訓練法・アプローチ法です。
これらの訓練法の共通しているのは、「いかにして感情に刺激を与えるか」
というのを踏まえたうえで演技創造にアプローチしていることです。
勘違いして欲しくないのですが、「感情」が一番大事と言ってるのではありません。
感情と同じくらい行動も大事です。
つまり、演技とは「行動のともなった感情」で「感情のともなった行動」でないといけません。
主な効果
・「感情解放」 「想像の世界を信じる」をさまたげている、
理性・自意識・緊張が取れる
・状況やセリフを信じて、心が影響されやすくなる
・演技で使える、想像力・集中力が高まる
・本の読解力が上がり、表面的な解釈でなく、深層心理を気付く
・演技で陥ってしまう失敗の予防
・経験だけでは気付かない事に気付く
・自分に何が欠けていて、どんな訓練をすればいいか気付く
・癖を取り、個性を伸ばす
・演技・演劇・芸術・社会・人間についての認識が深まる
・キャラクターへの変身
「演技は習うと個性が無くなる」「システムやメソッドを少しやったことがあるが効果がない」と言う人がいますが、訓練の意図する点、方向性、注意する点は大丈夫でしたか?
集中力はどうでしたか?
一生懸命やりすぎていませんか?
余裕を持ってやらないと、心は何も感じません。
各段階で方向性、注意する点も変わっていきます。
いろんな訓練を取り入れる以前に、それらの訓練を吸収できるように躊躇・理性・自意識が取れた心身を持ってないと効果はありません。
システム、メソッドは俳優をより個性的にします。
訓練を続けていくうちに「自分はこの役をこう解釈し、こう表現したい」という自我が芽生える理由と、リラクゼーションなどの訓練で、「良い人を演じている自分、強がっている自分」など、普段からかぶっている仮面が取れ、本来の自分自身の価値観・表現に近づいていくからです。
「効果が無い」というのは、人それぞれの感じ方でいいと思いますが、私は最も効果的な訓練法だと思います。
ただ、少しやったぐらいで身に付くようなものではありません。根気強くやならければ。
簡単に判断されないほうが、 演技を成長させる上でいいと思います。
航海図無しで海を渡るより、航海図を持って渡った方が迷いにくい
このように道しるべになる地図だと思って下さい。
航海図(方法)を持っているからといっても、海を渡る(演技をする)のはやはり大変で、いろいろ注意することが多いものです。
興味のある方は入り口として
・ 「俳優の仕事」 スタニスラフスキー/著 、千田是也/訳
(「俳優修行」ではありません)
・ 「メソード演技」
「リー・ストラスバーグとアクターズ・スタジオの俳優たち」
・ 「“役を生きる”演技レッスン」 ウタ・ハーゲン/著
を読まれると参考になると思います。
「いかにして感情に刺激を与えるか」 について
スタニスラフスキー・システム、メソッド演技といっても直接、感情をつくる事は出来ません。
状況にもよりますが、例えば「悲しみ」といった感情にも、悔しさ・情けなさ・怒り・孤独さなどが微妙に混じっているものです。
直接 「悲しみ」 という感情をつくると一般的・表面的になり、微妙なものを表す事はできません。
もちろん、フリでもムリです。では、これらの方法で何ができるのでしょう?
想像力・過去の体験・身体的行動」などで心に刺激を与え、作品という想像の
世界を信じて共感しやすくし、自分自身の本当のリアリティー・感情が自然に溢れてくるようにします。
その為の想像力・想像したものを信じる力・信じたものに影響される心身・集中力・リラックス・繊細さ・感情解放・注意の方向などの訓練の方法です。
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