即効性のあるセリフ術—本番直前でも間に合う

セリフの間違った練習は、セリフの話し方で感情表現しようとしていることです。
それでは表面的で薄っぺらく、クサい演技と言われるものになります。

スタニスラフスキーシステムやメソッド演技法では、感情が出来れば自然と話し方は
変わるという考え方をしていて、セリフの練習はやりません。

しかし、実はそれは半分は正解で、半分は間違いなんです。

感情が出来れば、たしかに部分的には変わりますが、それだけで感情とセリフが
完全にぴったりとはまることもありません。
また、自分が普段しない話し方にまで自然となることはありません。
キャラクターに変われていない普段の自分のままってことです。

つまり感情が出来れば話し方が変わるというのは幻想ってことで、セリフ術は必要なんです。
しかし、最初に述べたようにセリフの練習は安易にすると表面的になり、
悪いクセがつく危険な練習です。
それをクリアーにしたのがアイゼのセリフ術です。

●●● セリフ術 —– アイゼ・アプローチ●●●

・いかにして薄っぺらにならず、感情豊かで的確な話し方になるか。
・しゃべりの専門である声優学校でも教えないオリジナルの方法で、
俳優・声優・一般の方のプレゼン・コミュニケーションに効果があります。
・すごく上手に仕上がっている演技でも、その後にアイゼのセリフ術の練習をすると、
それまで以上に良くなるほどの効果があります。
・本番直前でも効果はあります。
・クセを取ったり、ある程度上手だねと言われる程度のセリフ回しなら、実は難しくないんです。
過去に体験入学に来られた方で
「こんなにすぐに変わるなんて信じられない」「こんなに自由なのは体験したことがない」
「演技ってたのしい~!」と好評を頂いています。
ウソのような話ですが、本当です。
あなたがいままで間違った方法・考え方をしていただけなんです。

◆◇◆ 以下のような方に特に効果があります ◆◇◆

● セリフの癖がある。伝わらないと言われる
—–演技ということで身構えてしまって、普段とは違う感覚になってしまっています。リ
ラクゼーションで緊張をとり、クセを直接取るエクササイズで対応します。時間はかかりません。

● 棒読みになってしまう、抑揚がない、間延びしている
—–リアリティーにとらわれてるのでマジメになって、自由でなくなっています。
これ覚えておいてください。リアリティー・感情にこだわる人ほど身構えてりきみ、
感じにくくなるんです。考え方を少し変えるだけで、時間もかからず直すことができます。

● 変な抑揚がついてる
—–上記とは逆のクセです。多くは感情を作れていないので、無意識のうちにそれを
抑揚で誤魔化そうとしてしまっています。感情の作り方・役作りの方法が分かれば
回避できますが、もっと手っ取り早く時間もかけず直すことができます。

● セリフがワンパターンで他の言い方ができない
—–自分の話し方のパターンに気付くことです。これを読んでいるあなた、
今そこで、ゆっくり・単語単語に区切って独り言を話してみてください。
そしてアクセントや抑揚の位置を確認して変えてみてください。変わり始めるでしょ!
その後に慣れさせて自然な感じにします。ただ、これに感情を入れるのは、
もうちょっと難しいですが。。。

● 普段、使わない物言い・言葉・語尾なので、セリフが言いにくい
—–多くはアクセントの位置や音の高低が間違っています。
それに気づける「耳」の練習をします。

● キャラクターの話し方ができない。いつも自分の話し方
—–入会された場合、子供のキャラクターの作り方をお教えしています。
話し方・動き方のアプローチの仕方です。
皆さんは方法を知らないだけで、知れば誰でもできます。
オーディションで子供のキャラクターを披露して複数の人が合格しています。

● 解釈やイメージに縛られた話し方になっている
—–解釈やイメージの幅を広げてみるんです。と言っても、
それができないから困っているんですよね。
アイゼでは同じセリフでも何十通りもの話し方ができるようにしています。

● 感情・リアリティーがセリフの乗らない。
—–感情に身を任せたり、自然な演技をやろうとする人の落とし穴です。
気持ちを文章にしようとしてもそれにはセンスが必要です。
同じように感情が出来ても話し方にぴったり表すには別のセンスが必要になります。
そのセンスを伸ばす練習をします。

● 表情、動きとセリフが合わない
—–セリフから表情・動きが生まれるように。逆に表情・動きからセリフが
生まれるように両方からアプローチするので、感情・表情・動き・セリフがシンクロします。

● 無駄な力が入っている
—–セリフの話し方が分かっただけで、演技全体(表情・動き)の無駄な力が抜けていきます。

● 声が小さい。声に響きがない
—–もともと小さい人はオペラの発声法で大きくします。
演技の時だけ小さい人は、丁寧にやろうとして躊躇しているためです。
まず躊躇をとることをします。あと、役つくりの方法が分からないから不安で小さくなっています。
アイゼ・アプローチには『具体的な役作りの方法』があります。

● 単調。単調なセリフは退屈
—–俳優が舞台で一生懸命に演じていても、単調な話し方では退屈するものです。
日常はそんなに単調な話し方はしていません。退屈させては原作の良さを伝えられません。

● 他の多くの人と同じ一般的な話し方で特徴を出せない
—–日常はもっと特徴的な抑揚や、声や間の話し方をしています。
しかし特徴的な話し方はリアリティーを入れにくいものです。
そこにリアリティーを入れらるとありきたりでない表現になります。

●下手な人の特徴
—–アクセントを文頭に置きがちで、語尾に意識が行かず雑になっています。
語尾は非常に大事です。基本的には語尾を上げると疑問文、下げるときは微妙に
使い分けるといろんな意味に使われます。語尾が力の見せどころです。

※ここではセリフ術のことを書いていますが、セリフ術が一番大事なのでなく、
セリフ術も大事ということです。
アイゼでは基本的には感情を作ってからセリフ術の練習をしています。

※正直言って、声優の人で上手な人はほとんど来ません。
下手だと思う人でも声優学校では上手な方といいます。
練習内容を聞くと、矛盾している良いとは言えない練習ばかりです。

セリフ術を練習すれば他の人より頭ひとつ抜け出ることも難しくありません。
実際に進級もできなかった人が、セリフ術を練習してオーディションに通ったり、
事務所所属になっています。

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